この記事では、「a」と「the」の違いを分かりやすく説明していきます。
「a」とは?
「a」とは、「ひとつの」を意味している英語の冠詞です。
「とある」という意味で使われることも多くあります。
このような意味から単数形の可算名詞に前にのみつくことができ、複数形や不可算名詞にはつけることはできません。
例外として、「a + 固有名詞」で「?のような人」「?の作品」という意味を表すことができます。
「the」とは?
「the」とは、「その」を意味している英語の冠詞です。
既に話題に挙がっている物を指すときに使うことができます。
可算名詞の単数形だけでなく、複数形や不可算名詞にも幅広く使うことができます。
また、「ますます」という意味の副詞として使われることもあります。
形容詞の比較級や最上級の前につくことが多いです。
さらに、「序数」や「same」などの「一部の形容詞」の前にもつきます。
「a」と「the」の違い
「a」と「the」の違いを、分かりやすく解説します。
2つの冠詞の大きな違いは「名詞が会話の中にいつ登場したか」です。
「初めて話題に上るもの」について話すときは「a」、「既に話題になっているもの」については「the」を使います。
また、既に話題に挙がっていなくても「双方から認識されるもの」について話すときも「the」を使います。
したがって、「there is」「there are」のあとに「the」を伴う名詞を使うことはできません。
「a」の例文
・『He bought a new car yesterday. 』
(彼は昨日新車を買いました。)
・『He ate a piece of cake and gave the rest to his daughter. 』
(彼はケーキを一切れだけ食べて残りは娘にあげました。)
「the」の例文
・『He was waiting for his girlfriend in front of the front desk. 』
(彼は玄関の前で彼女を待っていました。)
・『The answer to the first question is B. 』
(問1の答えはBです。)
まとめ
英語の「a」と「the」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「a」と「the」の違いについて知りたいときは、この記事の説明をチェックしてみてください。