「decrease」と「reduce」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「decrease」と「reduce」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「decrease」「reduce」の違いについてわかりやすく解説していきます。

「decreace」とは?

「decreace」とは、「減る」「減らす」という意味を持つ単語です。

減る・減らす対象は、人数(人口など)、量(降水量、食べる量など)、割合(失業率など)、気持ち・感じ(幸福感、不公平感など)、お金(企業の経営コストなど)その他多岐にわたります。

減る・減らす対象を主語にすれば自動詞になります。

例えば『Profit decreased by 15%』(利益が15%減った)などのように言います。

減る・減らす対象を目的語に取り、他動詞として使うこともあります。

例えば『We must decrese cost』(コストを減らさなければならない)のような感じです。

「decrease」の反意語は「increase」(増える・増やす)です。

「reduce」とは?

「reduce」とは、「減る」「減らす」という意味を持つ単語です。

様々な数量に関して、減る・減らすと言うときに使います。

減る・減らす対象を主語にすれば自動詞、目的語にすれば他動詞になります。

「減る・減らす」という意味の他に、「reduce」には「(何かを何かに)無理矢理変える」「(都市などを)征服する・鎮圧する」「(分数を)約分する」などの意味があります。

「decrease」と「reduce」の違い

「decrease」「reduce」の違いについて説明します。

どちらも「減る・減らす」という意味を持ちますが、「reduce」のほうが意味が広くなっています。

「decrease」「減る・減らす」という意味にほぼ限られるのに対し、「reduce」にはそのほかにも「無理矢理変える」「征服する」「約分する」などの意味があります。

「decrease」のほうは、「increase」(増える・増やす)と対になり数量の変化を表すのに限定した意味になっているのに対し、「reduce」のほうは対象の数量だけでなく質的な変化にも意味が広がっています。

「decrease」の例文

・『The population of Japan is decreasing』
(日本の人口は減少している)
・『Just give har a word to decrease her anxiety』
(彼女に一声かけて、不安を和らげてあげなよ)

「reduce」の例文

・『We need to reduce the amount of garbage to maintain our society』
(社会を維持するためには、ゴミの量を減らさす必要がある)
・『Wow! My weight reduced to 60 kilos!』
(おお!体重が60キロに減った!)
・『The house was reduced to rubble by the hurricane』
(ハリケーンのせいでその家は瓦礫と化した)

まとめ

「decrease」「reduce」の違いについて解説しました。

とても意味や使い方の似た語ですが、「reduce」のほうが意味が広く、量的な変化のみならず質的な変化も表現できます。

タイトルとURLをコピーしました