「about」と「around」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「about」と「around」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「about」「around」の違いを分かりやすく説明していきます。

「about」とは?

aboutは、a・boutと音節で区切る形で発音すべき英語です。

日本語ではaboutは、およそや~について、~に関してや頃にといった意味を表します。

「about」の使い方

aboutは、おおよそや大体といった意味に使われる事が多い英語です。

何かの対象がありその辺りやその頃といった風に、大雑把に指定したい時にこのaboutが使用されていたりします。

例えばabout hereという形で、日本語でこの辺りやこの辺といった風に大体の場所を表したりするのです。

更に場所以外でもこのaboutは、1時頃や3時頃といった形でおおよその時間を指定する際にも、使用される事が少なくありません。

この様にaboutは、大雑把に場所や時間を表現したい時に、使用されるケースが多く見られます。

他にも、~についてや関してといった意味合いで、これから話題に出す事をざっくり説明する際にも、このaboutが使われていたりするのです。

「around」とは?

aroundは、音節をa・roundと区切って発声する英語となっています。

日本語に訳すと、およそや周囲に、回ってやぐるぐるといった意味を示すのです。

「around」の使い方

aroundは、大体とか約といった大雑把に何かを表現する際に用いられる事が多い英語となっています。

イメージ的には、物等を取り囲んでその周辺を含むといった意味合いが、このaroundにあるのです。

お陰でscenery aroundという表現で、周囲の景色といった大まかな意味を表したりします。

加えてaroundは物理的な場所という概念だけでなく、時間的な概念も大まかに示す事が可能です。

例を挙げると、around seven o’clockで7時頃にという意味を示す事が出来ます。

「about」と「around」の違い

aboutとaroundの文字表記を並べて見比べを行ってみれば、綴りは似ているという程に近くはない事に気付く事が可能です。

なので見た目には近いとまでは言えませんが、どちらもおよそや約といった似た様な意味を持っているので、使い分けを意識するとややこしい組み合わせの英語となります。

とはいえ同じ様な意味でも、ニュアンス的には違いがあるので、そこを踏まえておけば上手に使い分けを行う事が可能です。

まずaboutは、その辺りという意味合いであり、指定する場所や時間の幅はそこまで大きくなかったりします。

一方のaroundの方は、周りや周囲といったニュアンスであるため、指定する幅はaboutよりも少し広くなっているのです。

まとめ

2つの言葉は、大体や約といった同じ様な意味を持っています。

ですが同じ意味でもその幅に相違点があるので、そこを理解すれば使い分けを行う事が可能です。

例えば、同じ2時頃を表現する場合、aboutの場合は前後5分以内位の時間を表します。

対するaroundの方は、前後10分程度は含める事が可能であり、aboutよりも許容する幅が広い英語です。

タイトルとURLをコピーしました