「small」と「little」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「small」と「little」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「small」「little」の違いを分かりやすく説明していきます。

「small」とは?

「small」「(形状や規模が)小さい」「少ない」という意味を持つ単語です。

物事を客観的に見て「小さい」という事実を伝えるときに使います。

「a small room(狭い部屋)」「small size(小さいサイズ)」といったように、単純にサイズの小ささを表すときには「small」使われます。

「little」とは?

一方で「little」にも「小さい」という意味があるほか、「若い」「かわいらしい」と翻訳されることもあります。

サイズが小さいという事実を伝えるときにも使いますが、「little」にはその事実に伴う自身の感情がニュアンスとして含まれています。

例えば「I saw a little bird. (小鳥を見た)」と言うと、「見た」という事実のほかに、「小さくてかわいらしかった」という感情が裏で表現されているのです。

「small」と「little」の違い

「small」が純粋にサイズが小さいという事実を述べるのに対し、「little」はその事実に関して自身が感じた気持ちも表現しています。

そのため、客観的に事実を伝えるときは「small」、主観的に伝えるときには「little」を使います。

例えば、「I am a little bit tierd. (少し疲れています)」で表現される「少し」は、主観的な感覚です。

この場合に「small」を使うことはありません。

また、「little」には「若い」という意味も含まれているため、「妹」を英訳すると「little sister」となります。

「small」の例文

・『I moved to a smaller house. 』
・『I plan to buy a small boat. 』

「little」の例文

・『I like to play with little children. 』
・『Look at the little dog. 』

まとめ

「small」「little」はいずれも「小さい」という意味のある単語です。

「small」はサイズが小さいという事実を端的に示すのに対し、「little」はサイズの小ささにともなう自身の感情も併せて表現できます。

客観的に伝えたいのか、主観的に伝えたいのかでそれぞれを使い分けることができれば、ネイティブレベルの英語に近づきます。

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