「admit」と「permit」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「admit」と「permit」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「許す」という意味を表す英語の「admit」「permit」の違いや使い方を説明していきます。

「admit」とは?

「admit」とは、「認める(承認する)」「〜に入ることを許す」を意味している英語の動詞です。

目的語を必要とする他動詞、必要としない自動詞としての使い方があり、 人や物を「入れることを許す」、学校や病院などの施設や場所などへ入ることを「許す」「収容する」という意味のほか、不快なことや、自分が間違っていることなどを「認める」といった意味があります。

「permit」とは?

「permit」とは、「許可する」「許す」を意味する英語の動詞です。

人が何かをすることを許可する、何かの許可を与えるという意味があります。

他動詞の「(〜を)許す」「(〜を)許可する」のほかに、物や事が主語になり、その物事が「許す」、何かを「可能にする」という意味を表す自動詞としての使い方があります。

また、「労働許可証」を意味する「work permit」のように、名詞の許可(許可証)を指し示す言い方もあります。

「admit」と「permit」の違い

「admit」「認める」「許す」と意味で使われ、「permit」「許可する」を表す時に使われるという違いがあります。

「admit」は、犯罪行為や過ち、真実、弁解などを「認める」時や、場所や団体などに「入ることを許す(許可する)」と意味で使われますが、「人に何かを許可する」という場面で使用することはできません。

一方、「permit」は、「admit」と比較するとフォーマルな表現であり、特に公式な決定、規則や法律などに基づき許可を与える場合に使われます。

「admit」の例文

他動詞としての「admit」
・『She admitted that she was wrong』
(彼女は間違っていたことを認めた)
間違いや責任などを「認める」時に使われ、that節を用います。

・『No one will be admitted to the school』
(学校には誰も入れません)
「(人や物を〜に)入れる」という際に使う表現で、「to」「into」と一緒に使われます。

自動詞としての「admit」
・『This problem admits of no doubt』
(この問題は疑う余地がありません)
人以外のものが主語になり、admit of で「余地がある」という意味で使われます。

・『The street admitted to a port』
(その道は港に通じていた)
admit toで「(場所に)通じる」という使い方をします。

「permit」の例文

他動詞としての「permit」
・『Smoking is only permitted in this room』
(喫煙はこの部屋でのみ許可されています)
規則、法律などにより「許可する」という場合で、通常受け身形で使われます。

・『The judge permitted him to speak』
(裁判官は彼に話すことを許した)
「人が〜することを許す」という意味で用いられ、【+人+to do】の形で使われます。

自動詞としての「permit」
・『We will go on a hike tomorrow, weather permitting』
(天気が良ければ、明日ハイキングに行きます。)

名詞としての「permit」
・『Do you have a parking permit?』
(駐車許可証を持っていますか)

まとめ

「許す」という意味を持つ英語の「admit」「permit」の違いや使い方について解説しましたがいかがでしたか。

「それぞれの使い方や違いをマスターして、使いこなせるようになりましょう。

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