この記事では、「father」と「dad」の違いについて分かりやすく解説していきます。
「father」とは?
「father」とは、「父・お父さん」という意味の英単語です。
人間の父親のほか、動植物の「雄の親」という意味でも使います。
実の父だけではなく、義父や継父についても言うことができます。
例えば「義父」は『father in law』です。
父親に対する呼びかけとして使うこともあります。
この場合は、文字にするなら最初を大文字にして「Father」と書きます。
この呼びかけ方は、教会の神父さんなどに対しても使われます。
そのほか、「~の生みの親・創始者」という意味で、『father of ~~』と言うこともあります。
「dad」とは?
「dad」とは、「お父さん・パパ」という意味の英単語です。
「Dad」と大文字ではじめて、父への呼びかけとして使うのが一般的です。
子供から大人まで、自分の父への呼びかけとして普通に使います。
これに類する語で「daddy」がありますが、こちらはやや幼い子供が使う印章があります。
「father」と「dad」の違い
「father」と「dad」の違いについて説明します。
どちらも父への呼びかけとして使われますが、「father」のほうが堅い印象を与える語です。
「dad」のほうが親しみを込めた言い方になります。
自分の父に「Father」と呼びかけるのは、日本語で言ったら「お父さん」、「お父様」、文脈によっては「父上」というような感じです。
それに対して「Dad」のほうは「パパ」「父ちゃん」「親父」など、ちょっと砕けた感じと言えます。
現在においては、父親に対する「Father」という呼びかけはあまり使われません。
ただし、呼びかけではなく誰かに対して「私の父」と言いたいときには、「my father」のほうが「my dad」よりむしろよく使われると言ってよいでしょう。
「father」の例文
・『Father, Mother is calling you』
(お父様、お母様がお呼びです)
・『My father and my father in law often go fishing together』
(私の父と義父は、しょっちゅう連れだって釣りに行く)
・『Benjamin Franklin is one of the Founding Fathers of the United States』
(ベンジャミン・フランクリンは、アメリカ合衆国建国の父の1人だ)
「dad」の例文
・『Dad, Mom is in a rage. Whet did you do?』
(パパ、ママがかんかんだよ。何やらかしたの?)
・『Is your mom and dad at home?』
(お母さんとお父さんはおうちにいる?)
まとめ
「father」と「dad」の違いについて解説しました。
「father」の持つ堅い感じ、「dad」の持つくだけた感じを実感していただけたでしょうか。