この記事では、「work」と「job」の違いを分かりやすく説明していきます。
「work」とは?
workは、そのまま区切らずにworkと発音する英語です。
変形としては、workingで現在分詞を、 workedとwroughtで共に過去形と過去分詞を表し、worksで三人称単数現在と複数形となります。
そんなworkは、日本語で仕事や労働、努力や作業といった意味を表すのです。
「work」の使い方
workは、主に仕事といった意味で使われる英語となっています。
ただし仕事と言っても、働くという行動を全般的に表す言葉として、このworkは使用されているのです。
例えばアメリカで働く、といった形でやや抽象的に表現する際には、このworkという言葉を使って表現します。
更に報酬が発生しないボランティア的な仕事に対しても、このworkが使われたりするのです。
「jjob」とは?
jobは、途中で区切る事なくjobと発声すべき英語となっています。
現在分詞はjobbingで、jobbedで過去形と過去分詞を、jobsで三人称単数現在と複数形をそれぞれ表現するのです。
そんなjobは日本語で、仕事や職、勤め口といった意味を示します。
「job」の使い方
jobは、大雑把に言うと仕事という意味で用いられる事が多い英語です。
ただしjobは仕事という意味で使用される時には、名詞として仕事内容やポジションといった意味で使用されたりします。
具体的には、医師や弁護士、教師や警察官という様に職業や職種を示す際に、このjobが用いられていたりするのです。
なので基本的には給料といった形で、金銭的な報酬が発生する仕事に対して、使用すべき英単語となっています。
「work」と「job」の違い
workとjobの文字表記を並べて見比べれば、綴りは特に似ているという訳ではなく、違っている事に気付く事が可能です。
所がどちらも日本語で仕事、という意味で使用される英語であるため、いざ使い分けを意識するとどっちを使うべきかで悩む人は珍しくありません。
ただしworkとjobは同じ仕事を表現する英語でも、表す意味合いのニュアンスには違いがあるのです。
まずworkは、働くという行動全体を表現する言葉であり、ボランティア的な無報酬の仕事に対しても使用されています。
一方のjobは弁護士や医師といった、職業や職種を示す英語であり、給料等の報酬が生じる仕事に用いられるのです。
まとめ
2つの英語は、共に仕事という意味で使われる事が多い英語となっています。
ですが綴りは特に似ておらず、同じ仕事という意味でも表現する範囲やニュアンスには相違点を見出す事が可能です。
なのでそこを把握すれば、きちんと使い分けを行う事が出来ます。
ちなみにworkは働くという行動全体に焦点を当てて、表現可能な言葉です。
そのため社会奉仕作業の様に金銭的な見返りのない仕事に対しても、使用可能な英語となっています。
対するjobは教師や看護師といった、職業や職種に対して用いるべき英語です。
なので、給料の様な金銭的な見返りが生じる仕事を示します。