「anywhere」と「everywhere」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「anywhere」と「everywhere」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「anywhere」「everywhere」の違いを分かりやすく説明していきます。

「anywhere」とは?

「anywhere」とは、「特定されていない場所のどこか」を意味している英語の副詞です。

「anywhere」を肯定文の中で用いるときには、「どこにでも・どこへでも」の意味を持ちます。

反対に、否定文の中で使用する場合には、「どこへも~ない・どこにも~ない」という日本語のニュアンスになります。

疑問文で使われるときは、「どこかに~しましたか」といった意味合いを持つことになります。

「everywhere」とは?

「everywhere」とは、「すべての場所に・あらゆるところに」を意味している英語の副詞です。

「everywhere」「どこにでも」というよりは、「一つ一つの場所から構成されている全体において、それらのすべての場所に」といった意味のニュアンスを持っています。

例えば、あらゆる場所にのニュアンスが表れている典型的な英語表現として、「everywhere around the world」(世界中のいたるところに)という表現があります。

つまり、「everywhere」という副詞は、「一定の範囲の中にあるすべての場所・領域」を指し示している単語として解釈することができるのです。

「anywhere」と「everywhere」の違い

「anywhere」「everywhere」の違いを、分かりやすく解説します。

「anywhere」という英語は、「不特定のどこかの場所」を意味しています。

それに対して、「everywhere」「不特定の場所」ではなく「特定のフィールド(範囲)に含まれているすべての場所」を意味している違いがあります。

「everywhere」は、「一つ一つの場所を包摂している全体の中でそのすべての場所」を指し示しています。

「anywhere」のほうは、「特定されないどこか・どこにでも(すべての場所ではなくてどこでも良いのニュアンス)」を意味している点が異なっているのです。

「anywhere」の例文

・『Did you go anywhere last month?』
(先月はどこかに行きましたか?)
・『Don’t go anywhere while you are sick』
(体調がすぐれない間は、どこにも行ってはいけません)

「everywhere」の例文

・『I have been to almost everywhere in Japan』
(私は日本のほとんどすべての場所に行ったことがあります)
・『You can find convenience store everywhere in the city』
(都会ではどこにでもコンビニを見つけることができます)

まとめ

英語の「anywhere」「everywhere」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「anywhere」「everywhere」の違いについて知りたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。

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