この記事では、「in case of」と「in the case of」の違いを分かりやすく説明していきます。
「in case of」とは?
「in case of」とは、「~の場合」を意味している英語の副詞です。
名詞「case」が「状況」や「場合」を意味しています。
後ろには名詞を伴い、通例文頭で使われます。
「in case of」は後ろに名詞しかとることができませんが、同じ意味を表す「in case that」の場合、後ろに文を伴うことができます。
「in the case of」とは?
「in the case of」とは、「~の場合」を意味している英語の副詞です。
後ろには特定の物や人を表す名詞が伴うことが多いです。
「in case of」と「in the case of」の違い
「in case of」と「in the case of」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「~の場合」という意味を持ちますがニュアンスが異なります。
「in case of」は「もし?の場合に備えて」という緊急性があるニュアンスになります。
一方で、「in the case of」は緊急性はありません。
何かを特定する冠詞「the」がつくことで状況が特定されるからです。
「in case of」の例文
・『In case of emergency he saves money. 』
(万が一の場合に備えて彼はお金を貯めています)
・『In case of rain the tomorrow’s game will be postponed. 』
(雨天の場合明日の試合は延期になります)
「in the case of」の例文
・『In the case of Akita, people tend to own their car. 』
(秋田の場合、人々は自分の車を持つ傾向にあります)
・『In the case of abdominal pain you should take this medicine. 』
(腹痛の場合はこの薬を飲むべきです)
まとめ
英語の「in case of」と「in the case of」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「in case of」と「in the case of」の違いについて知りたいときは、この記事の説明をチェックしてみてください。