「have」と「been」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「have」と「been」の違い(difference)とは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「have」「been」の違いを分かりやすく説明していきます。

「have」とは?

「have」は、「(物理的に)持つこと+(性質として)持つこと」を意味する動詞です。

「have」は英文法において、「have+過去分詞」のかたちで「現在完了形」になります。

「have+過去分詞」の現在完了形には、「完了・継続・経験」の意味があります。

「have」の現在完了形の「完了」の典型的な使い方は、「I have just finished~」(~をちょうど終わらせた)があります。

「経験」の意味では、「He has never gone here」(彼はそこに行ったことがありません)などの文章で使うことができます。

「been」とは?

「been」とは、「be(原型)の過去分詞」です。

「been」を実際の英文で使用する文型は限られていますが、もっとも典型的な用法として「現在完了形における継続」があります。

現在完了形の「have+doneの過去分詞」だけでも「継続」の意味はシンプルに示せます。

ただし、それよりも「過去から現在まで続いている継続」の意味合いを明確・確実に示したいのであれば、「have+been+doing(現在進行形)」を使うことがもっとも適切なのです。

例えば、「She has been studying this problem for three years」などの英文で使うことができます。

また「have+been+to~」「~に行ったことがある」「経験」を意味することになります。

「have」と「been」の違い

「have」「been」の違いを、分かりやすく解説します。

「have」「モノや特徴を持つ」の意味を持つ動詞です。

「been」にはその意味がないというシンプルな違いがあります。

また両方とも「現在完了形」の文型で使われる英単語ですが、「have」「have+done(過去分詞)」「完了・継続・経験」の意味を表せます。

「been」「have+been+doing(現在進行形)」のかたちで、「過去から今に至るまでずっと~している」「継続」をさらにはっきりと示せる点が違います。

「have+been+to~」という文型では、「~に行った経験がある」の意味を明瞭にすることもできます。

「have」の例文

・『I have done this task two hours ago』
(この職務を二時間前にやり終えました)
・『She has gone to this spot once』
(彼女はこの場所に一度だけ行ったことがあります)

「been」の例文

・『He has been very busy this month』
(彼は今月の間、ずっと忙しかったのです)
・『I have been to America many times over』
(私は何度もアメリカに行ったことがあります)

まとめ

英語の「have」「been」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「have」「been」の違いについてリサーチしたいときは、この記事の内容を参照してみてください。

タイトルとURLをコピーしました