この記事では、「myself」と「own」の違いを分かりやすく説明していきます。
「myself」とは?
「myself」とは、「自分自身・私自身」を意味している英語の代名詞です。
「myself」は、自分で自分自身について言及するときに使われる代名詞になります。
特に「私自身が~した」を強調する際に、「I myself won」や「I won myself」のかたちで使われます。
具体的には、「I」を主語とする英文において、動詞の目的語となる代名詞として「myself」を使用することができます。
例えば、「I hurt myself」(私自身が怪我をした)などの英文で使えます。
「own」とは?
「own」とは、「私自身の・独自の」を意味している英語の形容詞です。
また形容詞以外にも、「own」には「所有する」という動詞の意味合いもあります。
「own」という英語は、「自分のものという所有」の意味のニュアンスを持っています。
「所有」以外にも「独特・独自性」を強調する意味合いもあり、「個人的な・独自の」といった翻訳がされることもあります。
また「人から助けてもらわずに自分でやるという自助努力」の意味も持っています。
動詞の「own」には、「所有する」と「認める」の意味があります。
「目的語+過去分詞」のかたちで、「~されたと認める」の意味を表現することができます。
「myself」と「own」の違い
「myself」と「own」の違いを、分かりやすく解説します。
「myself」は「自分自身」を意味している代名詞で、「own」のような「所有・所持」の意味を持っていません。
「myself」は「自分自身が何かをしたことを強調する用法」で使われますが、「own」にはその用法はありません。
また「myself」は「Iを主語とする英文の目的語」に当たる位置づけで使えますが、「own」は単独で目的語にならない点も異なります。
自分が好きという意味で「I love(like) myself」とは言えますが、「I like own」では意味が通じないのです。
また「myself」は、「own」のような「所有する・認める」の動詞としては使うことができません。
「myself」の例文
・『I have to make this product myself』
(自分自身でこの商品を作らなければなりません)
・『I enjoyed myself the trip』
(私はその旅行を楽しみました・私自身がその旅行をエンジョイしました)
「own」の例文
・『I own my car for two years』
(私は二年前からマイカーを所有しています)
・『She owned herself made a mistake in the past』
(彼女は過去に自分が間違いを犯したと認めました)
まとめ
英語の「myself」と「own」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「myself」と「own」の違いについて調べたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。