この記事では、「sack」と「bag」の違いについて分かりやすく解説していきます。
「sack」とは?
「sack」とは、「袋」という意味を持つ英単語です。
袋の中でも、穀物や石炭などを入れる大きくて丈夫な麻袋のようなものを指します。
そういった袋の1袋ぶんの量を指すこともあります。
その形からの連動で、女性用のゆったりした服に「sack dress」というものがあります。
そのほか、アメリカンフットボールでクォーターバックをタックルすることも「sack」と言います。
また「リュックサック(rucksack)」の意味で使われることもあります。
動詞として使えば、「袋に入れる」などの意味になります。
「bag」とは?
「bag」とは、「鞄」を意味する英単語です。
手提げ、ハンドバッグ、スーツケース、ポーチなど、あらゆるタイプの鞄をひっくるめて「bag」で表すことができます。
また、広く「袋」を表します。
例えば「ビニール袋」は「plastic bag」と言います。
動詞として使えば、「袋に入れる」「(リンゴなどに)袋がけする」「袋状にふくらむ・ふくらませる」というような意味になります。
獲物を仕留めて袋に入れるイメージから、「逮捕する」などという意味で使われることもあります。
「sack」と「bag」の違い
「sack」と「bag」の違いについて説明します。
どちらも「袋」という意味を持つことでは共通していますが、「bag」のほうが広く一般的にいろいろな袋を指すのに対し、「sack」のほうは農作物などを入れるのに使う布などでできた大きくて丈夫な袋のこをと主に指します。
また「鞄」という意味に関して言えば、「bag」が様々なタイプの鞄を指すのに対し、「sack」のほうは背負い鞄のリュックサックを主に指します。
「sack」の例文
・『This sack of flour weighs 30 kilos』
(この1袋の小麦粉は30キロの重さがある)
・『Sack as much money as possible!』
(袋にできるだけ多く金を詰めろ!)
「bag」の例文
・『Now that you have to pay for plastic shopping bags, many people bring their own bags to stores』
(今ではレジ袋が有料なので、多くの人は店にマイバッグを持参する)
・『What kind of bag do you like best?–Tote bag』
(一番好きな鞄の種類は?─トートバッグです)
まとめ
「sack」と「bag」の違いについて解説しました。
「袋」にしろ「鞄」にしろ、「bag」のほうが「sack」よりも意味が広いと言えます。
ということで、大体の袋や鞄は「bag」と言っておけば通じます。
逆に「sack」を使う機会はあまりないと言ってよいでしょう。