この記事では、「see」と「meet」の違いを分かりやすく説明していきます。
「see」とは?
seeは、音節で区切る事なくそのままseeと発音すべき英語です。
変形としては、seeingで現在分詞を、sawで過去形、seenで過去分詞を表し、seesで三人称単数現在と複数形となります。
seeは日本語で、見るや見える、確かめるといった意味を表すのです。
「see」の使い方
seeは、会うという意味にも使われる英語となっています。
ただしseeを会うという意味で表現する際には、コミュニケーションを取ったという事は含まれていません。
会うと言ってもseeの場合は、見掛けた程度のニュアンスである点には注意が必要です。
「meet」とは?
meetは、そのままmeetと音節を区切る事なく発声する英語となっています。
現在分詞はmeetingで、過去形と過去分詞が共にmetであり、三人称単数現在はsを付け足したmeetsという綴りになっているのです。
更にmeetは日本語で、会うや出くわす、出会うといった意味を示します。
「meet」の使い方
meetは、主に会うという意味で用いられる英語です。
例えば打ち合わせ等を行うために、事前に約束をして会う場合には、このmeetを使用して表現します。
ただ会うというだけでなく、会話を交わすといった形で会ってコミュニケーションを取るという意味合いを含んだ英語が、このmeetとなるのです。
他にもmeetは出会うという意味も持っているため、相手と初めて会って話をする、といったケースでもこの英語が使われたりします。
「see」と「meet」の違い
seeとmeetの文字表記を並べて見比べれば、sとmにtという綴りの違いを見付ける事が可能です。
所がeeの綴りは共通する上に、共に日本語で会うという意味を所有する英語同士であるため、いざ使い分けを意識すると混同する恐れは十分にあります。
とはいえ同じ会うという意味でも、示す意味合いのニュアンスには違いがあるのでそこを理解すれば、きちんと使い分け可能です。
まずseeは、見るという意味を持つ事でも分かる様に、会うという意味でも見掛けるといった程度のニュアンスを表します。
一方のmeetは、会って話をしたり打ち合わせをする、といった風にコミュニケーションを取るという事を含んだ意味を示すのです。
「see」の例文
・『I saw him at school for the first time in a long time』
(久しぶりに学校で、彼を見掛けました)
「meet」の例文
・『I’m meeting her at the cafe now』
(私は今、カフェで彼女と会っています)
まとめ
2つの英語は、eeという共通の綴りがある上に、どちらも会うという意味を持っています。
ですが同じ会うという意味でも、示す意味のニュアンスには違いがあるのでそこを踏まえる事が大事です。
ちなみにseeは、見掛けるというニュアンスで、会う事を表現する際に使用される事が多い英語となっています。
対するmeetの方は、会話をするといった形で直にコミュニケーションを取るという意味を含めた、会うという意味に用いられるのです。